レアアースは精製工程の9割超を中国が握り、磁石に不可欠なジスプロシウムはほぼ100%中国産という日本産業の「急所」でした。今回の出資は、この急所を突かれない体制づくりの具体的な一歩です。注目すべきは対応の速さです。2月の政府間協議からわずか5か月で出資を決め、来年度の生産開始まで見据えるスピード感は、従来の資源外交にはなかったものです。中国が対日輸出規制を強める中、JOGMECを通じた官民一体の調達多角化は経済安全保障の要諦を押さえた動きで、南鳥島沖の海底資源開発と並ぶ「脱・中国依存」の両輪として高く評価できます。 https://t.co/YZsWXYsCqK